大局その二
大極その二」は荒波道場で学ぶ極真の第二の型であり、10級以降の昇級審査に必要な型である。最初の太極とほぼ同様、不動立に始まり不動立に終わる全20段の型であり、すべての段が全空立である。8手目と16手目には気合いが必要である。初太極との違いは、パンチが中段突きでなく上段突きであることのみである。
ステップ
不動立から左禅窟立に入り、左手で下段払い。
前屈立ちになり、右手で正拳突き。
右足を前に出し、右手で下段払い。
前屈立ちになり、左手で正拳十段突きを繰り出す。
左足で90度踏み込み、左手で下段払い。
前屈立ちになり、右手で正拳突き。
前屈立ちになり、左手で正拳十段突きを繰り出す。
禅定立に入り、右手で気合十段突きを繰り出す。
左足で左方向へ移動し、90度回転して前屈立ちになり、左手で下段払い。
前屈立ちになり、右手で正拳突き。
右足を前に出し、右手で下段払い。
前に出て左手で正拳突き。
左足で90度踏み込み、左手で下段払い。
前屈立ちになり、右手で正拳突き。
前屈立ちになり、左手で正拳十段突きを繰り出す。
禅定立に入り、右手で気合十段突きを繰り出す。
左足で左方向へ移動し、90度回転して前屈立ちになり、左手で下段払い。
前屈立ちになり、右手で正拳突き。
右足を前に出し、右手で下段払い。
前屈立ちになり、左手で正拳十段突きを繰り出す。
指導者が "ナオレ"と言うまで最終ポジションに留まり、"ヨイダチ "に戻って指導者が "ヤスメ"と言うまで留まる。